理科実験教室をやります!

こんにちは!学びの森今校の中の人です。

今年も「理科実験教室」を行います。今回は空気砲作りをやります。

学びの森今校では、毎年2か月に一回くらいのペースで理科実験を行っています。このイベントは塾生以外の参加もOKなので、毎回塾の生徒が友達を連れてきてくれて盛り上がっています(^^)

なぜこの「理科実験教室」を開催しているかといいますと、子供たちの好奇心のアンテナを持っていてもらいたいからです。

小学生に好きな教科を聞くと「理科」と答える子が多いです。これはこの時期の子供たちにとって理科がワクワクするものであることを示していると思います。自分も小学生のころ、天体望遠鏡や顕微鏡に憧れのようなものを持っていました。子供たちが持っている根源的な疑問、「なんで月は浮かんでいるのか」「なんで魚は水中で生きていけるのか」「なんで恐竜はいなくなったのか」、そういったたくさんの「なぜ」に答えてくれるのが理科という学問です。なにか1つ世の中の仕組みを知ると、少し大人になった気分がするという経験が保護者の皆様にもあるのではないでしょうか。

ところが中学生になると途端に理科嫌いという生徒が増えてしまいます。これは「なぜ」を知るためだった理科が、勉強のため、受験のための理科になってしまうことに原因があるように感じます。実体験として身近なものであった理科が、遠くに行ってしまうような感覚をとでも言いましょうか。これは非常にもったいないと。

そこで当教室の理科実験では、なるべく「体験」というところを重視して行っています。自分の体で経験したり感じたりしてもらうことで、今後の人生でも「なぜ」に対して「自分なりに答えを見つけよう」という気持ちを持ち続けて欲しいからです。

今の時代、知りたいことはネットですぐに調べて答えを知ることができます。娯楽もゲーム機器の発達で僕らが子供のころには考えられないような遊び方ができるようになりました。その分、自分であれこれ試行錯誤して正解を見つける、という作業が苦手な子供が増えているように感じます。ですが、理科実験教室に参加してくれている子供たちを見ていると、根本的なところは自分たちが子供だった頃と何も違わないことに気付かされます。なので、成功しても失敗しても良いというスタンスでやっています(笑)

5月24日の土曜日、14時30分から行いますので興味のある方は是非是非ご参加くださいませ。